【休職or退職】夫の海外赴任に私が退職を選んだ3つの理由
この記事では、夫の海外赴任に帯同する際に【退職を選んだ3つの理由】についてご紹介します。
夫の海外赴任に帯同すると決めた際に、初めは私の中で「休職一択」でした。
しかし人事に話を聞き、調べていくうちに、気持ちが変わり「退職」を選びました。
その理由を退職のメリット・デメリットを合わせて紹介します。
退職を選んだ3つの理由
結論は、以下3つです。
- 休職期間中も社会保険料を払い続ける必要がある
- 休職期間が決められている
- 復職後の不安
順を追って説明します。
休職期間中も社会保険料を払い続ける必要がある
休職期間中、無給でも厚生年金や健康保険といった社会保険料の負担額は会社・本人負担となります。
これが意外と結構な額になり、私の場合だと年間60万以上かかります。
当初、夫は自分が払うと言ってくれたのですが、私は自分の無力さにモヤモヤしていました。
それに対し、退職を選択したことで、退職金をもらうことができました。
また夫の扶養家族に入ることで、もらえる手当もあり、経済的支援を受けることができます。
休職期間が決められている
私の会社は休職期間は2年と決められていました。
夫の赴任期間が3年以上と言われているので、私の方が先に帰国し別居することになってしまいます。
それがどのくらいの期間続くのか、先の見えない未来に不安がありました。
対して、退職を選択したことで赴任期間に関して何も悩む必要がありません。
ただ会社によって休職期間や制度が異なると思うので、会社の人事に確認してください。
復職後の不安
復職後、下記について考えました。
- 同じ職場に戻ることができない
- 上司・先輩が違う人に変わっている
- 同期・後輩に出世を先越される
- 会社の制度・働き方が大きく変わっている
- 休職期間の評価
私は自分の携わっている仕事や人間関係がとても好きでした。
そのため、もし違う職場に配属された場合、合わなかったらどうしようというリスクを考えてしまいました。
また同期や後輩に出世を先越され、モヤモヤする自分が想像できました。
考えれば考えるほど、<数年後、本当にこの会社で働きたいのか?>と何度も自問自答してしまいました。
対して、今では「帰国する際に戻りたいと思ったら、再雇用制度を利用しよう」と前向きに考えれるようになりました。
再雇用制度があるかどうかは、会社の人事に確認してください。
退職のデメリット
もちろん退職のデメリットもあります。
- 帰国後のお金の不安
- 再就職先を探さなければならない
- 専業主婦から正社員として働けるのか
退職という選択は、メリットとして海外赴任中は安心して暮らすことができるという点です。
一方で、デメリットは帰国後に不安が待っていることだと思います。
こちらは家族でよく話し合って、選択する必要があります。
周りの駐在妻さんの話
周りの駐在妻さんと話していると、10人中9人退職、1人休職を選択していました。
休職を選んだ方は、「自分の休職期間が終わるので、夫を置いて帰国となり、タイで一緒に生活した時間が楽しかったので、別居するのがとても悲しい。」と話していました。
また退職を選んでいる方で一番多かった意見は「休職期間が決められていて退職を選んだ」でした。
駐在妻さんの中にはヨガ、料理、マッサージ、言語などの資格を取り、スキルアップを目指している方が多くいます。
帰国後に、その資格を生かして再就職している方もいるそうです。
退職したことで「資格を取り、再就職に活かす」という駐在中の目標・モチベーションの向上に繋がっていると感じました。
以上、私が夫の海外赴任に帯同する際に退職を選んだ理由でした。
あくまで私の意見で、会社によって制度が違うと思うので、詳しくは人事に聞いてください。
皆さんも後悔のない選択をしてください。