海外赴任が決まったら自家用車はどうする？正しい判断をするための基準とは？

この記事では【海外赴任が決まった時に自家用車をどうするべきか】についてご紹介します。

海外赴任が決まったとき、日本で乗っている車をどうするかは悩みませんか？

私は、新車を購入して２年後に夫の海外赴任が決まりました。

たくさん悩みましたが、愛着のある車だったので、売却はしませんでした。

今は私の姉が使ってくれています。

海外赴任が決まった時に、皆さんはどうしますか？

どのような選択肢があるのか、メリットデメリットを紹介します。

海外赴任が決まった時の4つの選択肢

海外赴任が決まった時に、日本の自家用車について、以下4つの選択肢があります。

メリットデメリットを紹介します。

日本で保管する

メリット

• 帰国後すぐに同じ車を乗ることができる
• 一時抹消登録をすれば自動車税を免除できる

デメリット

• 駐車場代や保険料などの維持費がかかる
• 長期間放置するとタイヤやバッテリーなどが劣化してしまう可能性がある
• 誰かに車を管理してもらう必要がある

知人に預ける

メリット

• 帰国後に同じ車を乗ることができる
• 車の管理・メンテナンスをしてもらうことができる
• 自動車税や保険料などの維持費を分担してもらえる可能性がある

デメリット

• 名義変更手続きが必要
• 事故や故障時の対応や帰国後の対応などを事前に取り決めておく必要がある

売却する

メリット

• 車の維持費を削減できる
• 日本に置いてきた車の心配をしなくて済む
• 帰国後に、そのときのライフスタイルに合わせて新車を選べる

デメリット

• ローン残債がある場合は一括精算や組み替えなどが必要になる
• 売却後から出国日までの交通手段を別途確保する必要がある
• 出国前までに売却手続きを完了させなければならない

赴任先に持っていく

メリット

• 同じ車に乗り続けられる
• 赴任先でも慣れた車を使用することができる

デメリット

• 輸出手続きや関税や輸送費用などの費用や手間がかかる
• 赴任先での車両登録の手続きが必要である
• 赴任先の道路事情や規制によっては適さない場合もある

5つの判断基準

メリットデメリットを紹介しましたが、まだ迷われている方も多いと思います。

そんな方に、5つの判断基準を紹介します。

海外赴任をする期間はどのくらいか？

赴任期間が短い場合は、日本で保管するか知人に貸すのがおすすめです。

赴任期間が長い場合は、売却するか海外へ持っていくのがおすすめです。

赴任期間が長いほど、車の維持費や劣化のリスクが高まります。

いまの車に愛着が湧いているか？

車に愛着がある場合は、日本で保管するか知人に貸すのがおすすめです。

車にそこまで愛着がない場合は、売却するか海外へ持っていくのがおすすめです。

趣味・自分のステータス・限定品などという理由で愛着が湧いている方も多いと思います。

私の場合、デザインがとても気に入っていて、帰国後もこの車に乗りたいと思うほど愛着が湧いていました。

そんな方は、売却をしない方がいいのではないでしょうか。

赴任先の交通環境はどうか？

赴任先で車が必要な場合は、海外へ持っていくのがおすすめです。

ただし、赴任先の道路事情や規制に適した車であることが条件です。

赴任先で車が必要でない場合は、日本で保管するか売却するか知人に貸すのがおすすめです。

赴任先で車が必要な場合は、海外へ持っていくことで現地での移動や生活に便利さを感じられるため、海外へ持っていく方がメリットが大きいでしょう。

車のモデルチェンジはいつか？

車のモデルチェンジが近い場合は、売却するのがおすすめです。

車のモデルチェンジが遠い場合は、日本で保管するか海外へ持っていくか知人に貸すのがおすすめです。

車のモデルチェンジが近い場合は、新しいモデルに乗り換えたくなる可能性や査定額が下がる可能性が高いため、売却する方がいいと思います。

いま使っている車は何年目か？

7年目以上使っているのであれば、売却することをおすすめです。

7年目は4回目の車検前で、このタイミングで売る方が多いそうです。

またメーターが10万キロ以上になると、買取価格も下がるので、その前に売るのも得策です。

以上、海外赴任が決まった際に自家用車をどうするべきかについてでした。

私もたくさん悩みましたが、車に愛着があり、周りに乗りたいと言ってくれる方がいたので預けることにしました。

みなさんも、良い決断をしてくださいね。

みかりん

バンコク駐在妻

2021年から夫の仕事の関係でタイに住んでいます。
日本人に向けてバンコクの情報を発信しています。
タイ語の勉強をしています。