【タイ語】「ให้ (hây) ハイ」の4つの意味と使い方を理解しよう!
この記事では、「 ให้ (hây) 」 の使い方についてご紹介します。
タイ語の勉強をしていると「 ให้ (hây) 」という単語をよく聞くと思います。
タイ語検定3,4級でもかなりの頻度で出題されます。
このよく使われる「 ให้ (hây) 」には、主に4つの使い方があります。
「 ให้ (hây) 」の場所によって、意味が大きくことなるので、注意が必要です。
完璧に使いこなせるように、しっかり理解しましょう!
ให้ (hây) の 4つ意味
「 ให้ (hây) 」には、主に4つの使い方があります。
- 「~をあげる」
- 「~してあげる」
- 「~になるように〜する」
- 「~させる」
1つずる、例文と一緒に解説します。
1 「~をあげる」
ให้ (hây) の1番基本的な使い方は「~をあげる」という表現になります。
(主語) + ให้ + (物) + (人)
(主語) は (人) に (物) を あげる
この ให้ (hây) は、英語の前置詞「give」と同じ使い方になります。
(主語) = わたし (一人称) の場合は、「あげる」と訳します。
(主語) =わたし以外 の場合は、「くれる」と訳します。
「もらう」に相当するタイ語は「ได้รับ (dây ráp)」ですが、日本語の「もらう」ほど頻繁に使われません。
そのため「もらう」と言いたい時は、主語を逆にして「〜さんが私にあげた」とするのが一般的です。
2 「~してあげる」
上記で説明したให้ (hây)と動詞を組み合わせることで「~してあげる」という表現になります。
(主語) + (動詞) + ให้ + (人)
(主語) は (人) のために (動詞) してあげる
この ให้ (hây) は、英語の前置詞「for (〜のために) 」にあたります。
してあげる対象の (人) が明らかな場合は、省略されることが多いです。
3 「~になるように〜する」
形容詞と組み合わせることで「~なるように~する」という使い方もできます。
(主語) + (動詞) + ให้ + (形容詞)
(主語) は (形容詞) になるように (動詞) する
ให้ (hây) の後に形容詞がつくのがポイントです。
日本語に直訳すると、少し違和感がありますが、その都度それに当てはまる日本語を使いましょう。
4 「~させる」
「~させる」という使役の使い方もできます。
(主語) + ให้ + (人) + (動詞)
(主語) は (人) に (動詞) させる
「〜させる」という使役の意味でも使いますが、必ずしも何かを強いるわけではありません。
「〜してもらう」程度の「許可」を表す表現としても使うことができます。
まとめ
以上、 「 ให้ (hây) 」 の使い方について紹介でした。
タイ語検定でもよく並び替え問題で出題されます。
私もタイ語を勉強し始めたときに、すぐ混乱してしまい、覚えるのが大変でした。
どれも良く使う文なので、しっかり覚えましょう!