今日は【海外赴任が決まった時に自家用車をどうするべきか】について書こうと思います。
私は、新車を購入して半年後に夫の海外赴任が決まりました。
(結局、コロナで渡航が延長したので、結果的には2年乗りました。)
たくさん悩みましたが、愛着のある車だったので、売却はしませんでした。
今は私の姉が使ってくれています。
皆さんはどうしますか。
どのような選択肢があるのか、メリットデメリットを紹介します。
海外赴任が決まった時の4つの選択肢
海外赴任が決まった時に、日本の自家用車について、以下4つの選択肢があります。
- 日本で保管する
- 知人に預ける
- 売却する
- 赴任先へ持っていく
メリットデメリットを紹介します。
日本で保管する
車に愛着のある方、短期赴任の方向き
メリット
- 帰国後に同じ車を乗ることができる
- 手続きが必要ない
デメリット
- 乗っていなくても自動車税がかかる
- 車を保管しておく為の駐車場が必要
- 誰かに車を管理してもらう必要がある
一時登録抹消(一時的に車道登録を消し、公道を走れない状態にする)という方法もあります。
この方法を取ることで、手続きは必要ですが、自動車税を払わなくてよいというメリットがあります。
知人に預ける
車に愛着のある方、周りに車を預かってくれる人がいる方向き
メリット
- 帰国後に同じ車を乗ることができる
- 管理・メンテナンスをしてもらうことができる
デメリット
- 名義変更手続きが必要
- いざという時(キズをつけた、急な帰国など)の決め事が必要
売却する
赴任任期が長い方、周りに車を預かってくれる人がいない方向き
メリット
- 赴任中に車の心配をしなくてよい(自動車税など)
- 帰国後に、そのときのライフスタイルに合わせて新車を選べる
デメリット
- 出国までに車の売却を済ませる必要がある
赴任先に持っていく
車に愛着があり、当面帰国する予定がない方向き
メリット
- 赴任先でも慣れた車を使用することができる
デメリット
- 海外の輸送費、関税がかかる
- 赴任先での車両登録の手続きが必要である
- 国によっては運転が難しく、危ない
5つの判断基準
メリットデメリットを紹介しましたが、売却を踏み切れない方も多いと思います。
そんな方に、5つの判断基準を紹介します。
いまの車に愛着が湧いているか?
いまの車が、趣味・自分のステータス・限定品などという理由で愛着が湧いている方も多いと思います。
私の場合、外観のデザインがとても気に入っていて、帰国後もこの車に乗りたいと思うほど愛着が湧いていました。
そんな方は、売却をしない方がいいのではないでしょうか。
いまの車は家族も使っているか?使う予定があるか?
単身赴任で海外に行く場合などは、奥さんや子供が使うのであれば、売却しない方がいいです。
私の場合は、姉がちょうど車が欲しいと言っていたこともあり、姉に預けることにしました。
海外赴任をする期間はどのくらいか?
数ヶ月以上と長期間の場合、売却した方がいいかもしれません。
車は使わなければ使わないほど劣化し、維持費もかかります。
車のモデルチェンジはいつか?
車は新しいモデルが発売されると、旧モデルの相場は下がります。
特にいまの車を手放すのがもったいないと思わないのであれば、相場が高いときに売るのも得策です。
いま使っている車は何年目か?
いま使っている車が7年目以上経っているのであれば、売却した方がいいかもしれません。
7年目は4回目の車検前で、このタイミングで売る方が多いそうです。
またメーターが10万キロ以上になると、買取価格も下がるので、その前に売るのも得策です。
以上、海外赴任が決まった際に自家用車をどうするべきかについてでした。
私もたくさん悩みましたが、車に愛着があり、周りに乗りたいと言ってくれる方がいたので預けることにしました。
みなさんも、良い決断をしてください。